収納が思うようにいかない時は、プロの収納術を見習うのもいい方法です。全ては無理でも収納のコツがわかれば、それを自分流にアレンジして、自分なりの収納が楽しめます。収納にもいろいろなポイントがあって、時に発想の転換がポイントになります。例えば衣類は畳んでタンスにしまうのが一般的ですが、畳んで重ねると下にある衣類を取り出す時、上に重ねたセーターやTシャツが崩れてしまうので、毎回畳み直さないといけません。
プロの収納では、衣類を畳んで重ねて収納するのではなく、縦に並べて収納します。縦にならべるというのは、斬新な発想ですが、どこに何があるかが一目でわかりますし、どこから衣類をとっても、崩れにくいので、いちいち畳み直す手間もかかりません。
素人ではなかなか思いつかない斬新な発想も、プロの収納術を参考にすればかなり活用できます。プロの収納術にもなると、使うグッズもいい物を使っていそうなイメージですが、意外と多いのが100均グッズです。お金をかけずいかに便利にするかもプロの腕の見せどころです。最近の100均グッズはかなりハイクオリティの物が増えています。
プロの収納術では100均グッズもよく登場しますが、中でも多いのが突っ張り棒です。突っ張り棒もある程度使用目的が限られるイメージですが、プロの収納術では意外な使い方をします。意外な使い方でも実際に使ってみるととても便利で驚かされる事も多々あります。例えば突っ張り棒は、壁と壁、壁と家具の間で使うのが一般的ですが、デッドスペースに突っ張り棒を設置して、ネクタイやスカーフ掛けとして使ったり、フックを引っ掛けて小物を吊るしたりする収納などいろいろな使い方ができます。タンスに衣類をしまう時に仕切り代わりにすれば、多少余裕ができるので、ケースに入れるよりも多くの衣類が収納できます。
突っ張り棒はプロの収納術でも度々登場しますが、目隠しにも活用できます。オープンラックは扉がないので使いやすい反面、中が丸見えになったり、埃が入ったりするのがデメリットです。こういう時は突っ張り棒に布を取り付けカーテン代わりにすれば、目隠しと埃よけ2つを同時に叶える事ができます。リビングなどであまり使わない雑貨なども、オープンに収納して突っ張り棒でカーテンをつけておけば、スッキリ見えますし、使いたい時も出し入れが簡単だからとても便利です。収納がなかなかうまく行かない場合は、プロの収納術を参考にするのもおすすめです。
